2010/07/06

扉の向こうに



扉のないフェルトの家。
中にはどんな物語があるのか、それは私たちだけの秘密。

そういえば、閉所恐怖症を治すには扉をイメージ
すればいいと『名探偵モンク』で言っていました。
(愛すべきモンクは「そうしたら、扉に頑丈な鍵が
かかっていました」と怒っていましたが…… w)

Every wall will be a door.
あらゆる壁が扉になる。

まさにその通りですね。
扉を開けるのは全て自分次第。
『壁にぶちあたる』と表現する時も、壁に扉があると
もし想像さえできたなら。自分の意志で外に出ることも、
中に入ることも、扉なら壁よりはるかに楽ですものね。
豪邸のような大きな両開きの王道な扉から出てもいいし、
裏口からツッカケで出るという手段もあるし。
猫ドアから体を縮めて、むりやりにでも進むという奇策も。

扉は開くものだという単純な了知と
自分で開ける勇気さえあれば、きっと外には
新鮮な空気と新しい出会いが待っているはず。

扉の中に自分を守る聖域があってこそ、
中と外のふたつの物語が存在するのかもしれません。




扉はないけれど、私たち住民はいつだってお客さま大歓迎。
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