残りの１点

手芸のＳＮＳにこの作品を投稿したのですが、

そこで10点満点中９点をいただきました。

本当に光栄です。

足りない部分を埋めるために努力する。

その残りの点をとても大事に考えています。

だから私たちにとって９点は最高の点数なんです。

＊　＊　＊

そういえば、学生時代、

めずらしく満点をとったことがありました。

ただ、テスト後の答え合わせで採点ミスを発見。

やはり満点ではなかった訳です。

さて、困りました。

私にとっては今後一生あるかないかの死活問題です。

「だまってりゃ、いっか」と思うと同時に、

金の斧のように先生は私の誠実さを試しているのでは？

なんて、深読みしてみたりも……。

正直なきこりにはオマケがあるかもしれませんしね。

結局、正直に言いました。

「あら、本当だわ〜。ごめんなさいねぇ〜」

私の予想（下心？）とは裏腹にまったく

気づいていなかった先生でした。しかも

「心配しなくても大丈夫。ちゃんと訂正しておくから」

ちがうオマケまでくれて。

それでも正直な行いをして良かった

……なんて思うと思ったら、大間違え。

言わなきゃよかったと今でも思っている私です w

やはり残りの１点は大切ですね。

たかが１点、されど１点。

そんなお話でした。

小鳥のブローチです。マクロで撮ると小鳥には見えないような。

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