2010/08/04

みちしるべ


わが行く道に茨多し。されど生命の道は一つ。
この外に道なし、この道を行く。
(武者小路実篤『人生の言葉』より引用)

昨晩この詩を思量する機会がありました。
少しだけ青臭く、美しく、簡潔で……でも……
体調が不安定の私には難解にも感じられます。
然もあらばあれ。たった一つの道なのに
茨だらけで迷子になってしまった自分。
だからこそ、道標が欲しいと思いました。

道標はただ立っているだけ。
だけど、必要なことをいつも指し示してくれる。
自分自身の意味も存在価値も知らないのに。
自分自身、そこに辿り着くこともできないのに。
それでも私は、必ずきっと感謝するのだろうな。


朝になって、なにも道標は棒杭だけでないと
ふと気づきました。なんてことはない。
道標になる人間が目の前にいたのでした。

彼の大きな足跡の上に私の足跡をのせて行く。
後ろをぴったり歩いて行く。
今はただそれだけです。


加工される前のフェルトの矢印たち。


一つの道も一緒に歩いてくれる
運命共同体がいるのだから、私は幸せ者です。







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nickmanさん、Followerありがとうございました。che-bi wrote*


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